私は俺じゃない。 (Feb.05, 2005)
先日ネット友達Aに言われたんですよ、「PICTOさん、いつから自分のこと『俺』って言うようになったの?」と。え? 私はずっと一人称『私』だよそんなに『俺』なんて使ってるっけ?と問い返すと側にいたネット友達Bも、「うん、俺って言ってるよね」と相槌。
これはしまったぞ。「私はネナベではない」と主張しながら一方でネナベの自作自演? ちょっと調べてみよう。その会話の直前にあったコラム記事がコレだと思うんですが、コメントのやりとり中も含めて一人称に何を使ってるか、数えてみました。結果......
- 私 3回
- 俺 5回
ダメじゃん_| ̄|○>俺。
スミマセン↑はわざとです。実は、一人称『私』と『俺』は意図的に使い分けてました。私は俺じゃないんですよ。俺は私なんですが。
『私』というのは英語で言う「I」とイコールだと思ってます。私。わたし。自分を指す言葉で、それ以上でも以下でもなく。
じゃあ『俺』は?と言えば......
- 書いた人が普段「私」でなく「俺」を話し言葉で使ってる。
- 主格が男性だと理解らせる(思わせる)ための演出。
- 同じく、文体を粗暴に見せるための演出。
- あなたでも、他の誰でもなく、俺。という「私」よりも強い一人称。
え〜と、正解は4番です。なんて言うかこう、私の文調って結構決めつけっぽいじゃないですか(<自覚アリかよ俺!)。だから、これは一般論じゃねーぞ、俺が一個人として意見や感想語ってるだけだぞ、と強調したいときに、あえて『私』でなく『俺』を使ってるんです。「I」でなく、いわば「I,not you」の語調で。もしくは、一人称『私』の記事文に自己ツッコミしたい時、↑上みたいにツッコミの部分だけ『俺』を使うとか。
一人称バリエーションは、俺だけでなく僕・アタシ......投稿文なんかでは、アチシ・アテクシなんて言う「聞こえ言葉」を文字に落とした物なんかもアリだったり。それらは全部結局は『私』なんですが、逆は真ならず。ブログや日記なんかで無意識に使い分けてる人、意外と多いんじゃないかと俺は思います。
- [1] Algernon
- 一人称で「漏れ」を使ってなかっただけ、マシと思われ(w
確かに言われてみると、実生活で私も使い分けてるトコロはありますね。私の通常の一人称は「俺」ですが、個人的には「僕」を復活させたいなと・・・(何故?)
- [2] PICTO
- 「漏れ」は特定チャンネル以外でも通用する一人称なのか小一時間(以下略
まあ、俺に関しては「私」以外は全部ワザとヤってます。
>私の通常の一人称は「俺」ですが
↑なんかもう、これ自体フシギな日本語ですよね、すでに。
- [3] Algernon
- >なんかもう、これ自体フシギな日本語ですよね、すでに。
確かに(笑)
PICTOさんの記事を読んでて思った事は、文字や単語固有の力という感覚ですね。自分の事を表すためだけに使う、ただの「一人称」ですが、これが変わるだけでも言葉や文章の重さや強さといったものが変わって来る。正直、こうした効果なんて、考えた事も無かったです。
文字自体の意味や、ひらがなで書くのかカタカナにするのか、また、口から発した時の音でも・・・と、どんどん考えて行くと、本当に選んで使わなくてはいけないなぁと思いますね。物書きの方々って凄い事やってるんだなぁと、今更ながら驚いていたりします。
- [4] dycom
- 文章で伝える事のメリット・デメリットがありますよね。
多分、一人称を使い分けるのは文章だからで、
普段から使い分けてる人ってそんなにいないよね?きっと。
俺の一人称は俺ですが、たま~に
意外に可愛い自分をアピール(w)するために
「おいら」なんて使ってみたりしますかな。
- [5] PICTO
- つーか、「ネット友達A」」扱いしてスマヌm(--)m>dyちん
ね?そうでしょ? 話し言葉ではちゃんと「私」だったよね?私。
- [6] dycom
- AでもBでもOKですよ。(w
話言葉ではきっちりと「私」を使っておられました。
ここ法廷でしっかりと真実を述べさせて頂きます。(w
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